成田16:00発。空港は混雑が予想されるので3時間前に着くようにとの旅行会社から連絡があったが思ったほど混んでいなかった。昨日がピークなのかな。
サンフランシスコには9:20到着。空港の外でレンタカーのバスが来るだろうと待っていたが全然来ない。それもそのはずレンタカー事務所は新しくできていて青い列車に乗って行くようになっていた。
予約してあったバジェットレンタカーで手続きを行い出発。ベイブリッジを渡り580から140で順調に進むが5車線の高速はやはり怖い緊張の連続だ、それでもしだいに運転も慣れ、途中のマックで遅い昼食を食べて再び140号を飛ばす。
ヨセミテまでもうすぐのところにあるマリポサでガソリンを補給してその先のエルポータルで食料を調達。このままヨセミテまでいける時間だったが、土曜日ということもあり泊まり場が一杯だと困るということでエルポータルのモーテルに宿泊。実際はヨセミテまで行っても問題なさそうだった。モーテルといってもホテル並みで149ドルもした。
朝6時にCamp4で上杉さんと待ち合わせしているので5時過ぎに出発、公園のゲートは人がいないのでそのまま通過、レシートは帰るときに必要らしいが、まあその時払うしかないか。
道路はマーセド川沿いを進んでいく、川では朝早くからラフティングをやっている、この寒いのによくやるな。バレーに入るとエルキャピタンやブライダルベール等の懐かしい景色が飛び込んできた。
朝6時にCamp4に到着、3日前からアメリカに来ている上杉さんと合流。キャンプ場はレインジャーが5/3から来るようで、それまではセルフでやれとなっていた。ちょうど撤収している人がいたのでその後に張らしてもらうことにした。
テントを張り終えて、今日はRead's Pinacleに行く。
120号を最初のトンネルを出て左側にスペースがあるのでここに車を停める。
道路から一直線に伸びるきれいなクラックが見えている、さっそくそこを目指して行く。アプローチはすぐだ。まだ他にクライマーはいないようだが人気あるようなので準備はしておく。
5分後に1パーテーが来た、私たちがこのRead's Directを登るので彼らは右のRegularに取り付くとの事。
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【Read's Direct 5.9 2P★★★】
1P目5.9 15m、快適なハンドから上部は広くなってテラスで終了。
2P目5.9 35m、長いハンドクラックで結構ぎざぎざしている。長いのでだんだんと疲れてくる。プロテクションもランナアウトしていかないと無くなってしまう。最後に苦手なオフウィズスが現れ結構マジで登りきった。
終了点は大きなテラスでフォローの二人をビレー。右はBong's Away Leftでさっきのクライマーがチムニー状の部分を苦労して登っている。下降はRegularの終了点にチェーンがあり50mの懸垂。下からはさらに別パーティーが登っていた。
昼食をLunatic Fringeの取り付きの下で食べる。一応ギア類を取り付きの下に置いておく。ちょうどそこから離れていたときに別のクライマーが来たが私たちが登るというので右奥にあるStorn Groove5.10bを登りに行った。
【Lunatic Fringe 5.10c 1P★★★】
下から見上げると非常に長く美しく迫力がある。
バックロープを引いて登るのは重いのでシングルで登り終了点でロープを引抜きもう1本を結んでもらうことにする。
下部はやさしそうだがダブルクラックの部分の左から右に移ってから効きの悪いハンドが核心だ。核心をクリアし広くなった所まで行くがまだまだ先が長い、トポには上にも10Cとなっているのでギアが足りないのではないかと不安になる、しかたなく途中のギヤを回収しながら下まで降りて再び登り直した。上部はフィンガーとなるがそれほど難しくは無かった。小さなテラスで終了、ここもしっかりとチェーンがセットされていた。
とても登り応えのあるルートだった。ダブルロープでTRをセット。
今回のヨセミテではハーフドームのSnake dikeを登りたいと思っていたが、頂上にはまだ雪がかなり積もっていたのであきらめるしかない、その分他のマルチをやる事にしよう。
Middle Cathedralのwest Buttress
に行く予定であったが午前2時頃から頭痛で目が覚め朝まで眠れず。
食事後は少しは良くなったが大事をとって中止と決める。ゆっくりと食事をしてEl Captain Baseに行くことにした。普通ならEl Captainの真下まですぐにいけるのだが道路工事の為、遠回りして行くことになる。
アプローチからは迫力十分のEl Captainが良く見える。ノーズにはクライマーが取り付いていてちょうどKing Swingの大振り子トラバースで苦労しているところだった。
7年前
に苦労したのが懐かしく思い出され時間の立つのも忘れ見入ってしまう。El Captainを再訪できたことに感無量という感じだ。
【La Cosita(Left) 5.7 ★★★】
これが本当に5.7?かと思うほど難しかった。短いハンドからチムニー状に入る、ここの抜け口が悪い。最後にやや被ったところを抜ける。見た目よりも長く感じた。1本登った後やはり調子が悪く今日はこれでで中止とした。
観光に専念しブライダルベールを見に行くことにした。さすがに水量が多くびしょ濡れになってしまった。Curry Viredgeでシャワー、マウンテンショップなどによってピザでビール。
今日からレインジャーが来るのでキャンプの受付をし直す。1サイトを6人でシェアする事になっているようだ。
今日はマルチピッチのMiddle CathedralのCentral Piller of Frenzy5.9に行く。
取り付きまでは10分弱というところか。先行パーティがちょうど着いた所で2時間ほど待ってから取り付く。
待っている間に別のエリアに行こうかと思ったが多分別のエリアに行っていたらこのルートには登れなかっただろう。
彼らは2Pまで登って降りていった。
取り付きにはまだ雪が残っていて本来の取り付きよりも5mほど上で岩に移るがシュルントになっている。
キックステップで雪渓を上がり馬乗りになって岩に移る、移るところが少し悪く、なんだかヨーロッパアルプスにいるようだ。
【Central Pillar of Frenzy5.9 5P★★★】
1P目5.9 40m、コーナーを登り上部のオフウィズスから左のフェースにあるテラスに移る。この部分が悪かった。
2P目5.9 40m、気持の良い長いハンドクラック。
3P目5.8 30m、ハンドジャムでハング超え、良く効くフィストジャムの連続でテラスへ。
4P目5.8 20m、短くやさしいピッチ。
5P目5.9 45m、ハンド、フィンガーと多彩な長いピッチ。
同ルートを懸垂下降、支点はしっかりしている。
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午前中は日が当たり暑いくらいだが午後から日が翳るので半そでの甘利君は寒かったようだ。
帰りにwest Buttressの取付を確認しに行く、トレールをはずして歩いていくとクマの糞があった。
Viredge Storeで買い物をしてからキャンプ場に戻ると上杉さんが心配して駐車場まで来て立っていた。
5/4 曇り/小雨 Church Bowl
レストのつもりだがクライミングをしたい、とのリクエストでChurch BowlのBishop's Terraceを上りに行く。
前回来た時も登ったがとても楽しいルートでもう一度登っても良いと思えるルートだった。
公園内は道路工事を行っており毎日のように通行止めの箇所が変わってよく分からない。
取付は木が覆いかぶさっていて少し分かりにくく結構探してしまった。
【Bishop's Terrace 5.8 2P★★★】

1P目5.7 途中のピナクル上で切る、ルートは何通りかあるようだ。一人を上げ、ビレーしてもらいそのまま2P目を登る。
2P目5.8 効きの良いハンドジャムが続く超快適なピッチ、終了点で二人をビレーした。
懸垂のロープ回収の際、回収不能となり結局プルージックで再度登り直し、精神的に非常に疲れたがまあ2回登れたということでよしとするか。
午後からはミラーレイクまでハイキングに行く、途中雨が降ってきたがすぐにやんでくれたので助かった。
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ワシントンコラムやハーフドームを眺めながらのんびり歩く、ワシントンコラムの南壁は頂上まであと1Pぐらいの
所をクライマーが登っていた。エルキャピタンはさすがに厳しいがワシントンコラムならまだやれそうな感じを受ける。
Curry Viredgeに戻り無料シャワーを浴びて、マウンテンショップなどによってテラスにすわってコーヒーで休憩。
なんと数時間後下痢に見舞われた、夜は焚き火をした。
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Middle Cathedral の East Buttressに行く予定であったが夜半から雨、朝も雨。テントの中でビールで朝食。
その後は二手に分かれて自由行動になった。
小雨が降る中ヨセミテフォールまで散歩、さすがに水量が多くびしょ濡れだ。
帰り道しだいに明るくなり登れそうな感じがしてきた。
とりあえず甘利君がジャイアントセコイアを見たいという事でマリポサへまで行く、
谷の上はかなり強い雨が降っていて目的のセコイア見物はあきらめ再び戻る。
ヨセミテビレッジのフードコートでお茶をして時間をつぶす、雨宿り兼食事の人でかなり混んでいた。
私たち二人は明日出発なので再びフードコートで打上げの夕食、チキンが美味かった。
雨は降り続き明日はどうなることか。
今日でヨセミテも最後だけど朝から雨模様、小雨になったので木の下で朝食にする。
テントを撤収、ボロテントを捨てようとして切り裂いたところ別の用途でちょっと使えそうなが感じなのでフライだけ捨てて本体は持ち帰ることにした。全て片づけ終わると雨があがったので散歩していると晴れ間が出てきた。
クッキークリフに向かいそのまま帰るという予定で車を走らせる。El Captainの見えるところでまた見物、何度見ても飽きないもんだ。
クッキークリフに近づくにつれて雨が強くなってきた。これでは登れない、あきらめきれずに最も分かりやすいEl Capitan Baseに戻ることにした。
しかし昨日一日の雨でクラックは水浸し。乾いていそうなワイドクラックを登りTRをかける。
私は気がつかなかったが上杉さんが登ったときにその上に乾いたクラックが続いているという。
見るとなんとも見事なクラックが続いていてしかも乾いている。これはやるしかない。
半分あきらめていたのでまったく他を見ることをしていなかった。
しかし登ろうとすると雨が落ちてきて登る気をなくしかける。それを何度か繰り返すが上杉さんの「登れんだろー」の一声で意を決して登ることに。
【Sacherer Cracker to The Slack 5.10a 45m ★★★】
最初のワイドを超えて、フィンガー、ここが核心か。快適なハンドからフィストの連続、そしてとどめはオフウィズス、
プロテクションはチョックストーンに取れるが、足元になってからは必死で、しかも雨が降っているわでレッジに手が掛かったときにはホッとした。
久々の緊張のクライミングであった、内容はもちろん三ツ星。
シングルで登ったのでロープを引き上げもう一本つなげてもらい懸垂下降、そのままTRでみんなで登る、自分も最後にもう一度登った。
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今回で最も素晴しいルートだった。
帰りは120号で帰る、山の上は天気が悪く雹が降ってきたが町に近づくにつれて晴れてきた。途中のOkadalのモーテル泊で$70。
夕食はレストランでステーキ、その後Barに飲みに行く。結構盛り上がっていた。
昨日は12時過ぎまで飲み、甘利君に起こされたのが7時、急いで出発。
サンフランシスコまで2時間で着く、市内の公園か何処かで休もうとしたがは渋滞や信号で時間を食ってしまい結局そのまま空港に向かった。